2016年10月21日

コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク

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 【日本カーシェリング協会メールニュースvol.24】2016年10月21日
◆ コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク ◆
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10月7日(金)と8日(土)の2日間。
第1回『コミュニティ・カーシェアリング』シンポジウム in 石巻
を無事実施することができました。

交通事業者の方々と有意義な意見交換ができました。
専門家の方々から様々な可能性と課題を示していただきました。
オーストリアのCARUSO Carsharing eGen(カルーソー)と
今後の協働を確認できました。

下記にその報告を掲載させていただきましたので
よろしければご覧になっていただければと思います。

【報告】再会とシンポジウム1日目
http://japan-csa.seesaa.net/article/442850952.html

【報告】シンポジウム2日目と『コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク』
http://japan-csa.seesaa.net/article/442918220.html


今回私達は、シンポジウムの時以外にもCARUSOのクリスチャン氏
といろんな会話ができ、お互いの事を深く理解しあうことができました。
(通訳協力いただいた土橋さん、あやちゃん、ありがとう)

そんな中、交流を継続させながら、より多くの協力者の
参画を募り、研究・実践し、お互いの活動を高めあうことで
より大きな貢献をしていこうという意思を確認しあうことが
できました。

そこでこのシンポジウムの最後に

『コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク』

の設立の調印式を執り行いました。

「私たちは、『コミュニティ・カーシェアリング』を通した
より良い社会の創造を目指し、お互いの友情と信頼を深めながら、
『コミュニティ・カーシェアリング』のコンセプトの発信
および相互協力を行います。」

「We will aim to create better society through 'Community Carsharing'
and deliver the concept of 'Community Carsharing' and cooperate
mutually while deepening our friendship and trust each other.」

CARUSOは早速コミュニティに関する実証実験の
動きを開始するといった連絡がありました。(はやい!!)

私達も負けてられません。
CARUSOの予約システムを活用を始めていきながらシステム
導入について具体的な検討を進めてまいります。

シンポジウムのタイトルに『第1回』と入れている限りは
『第2回』も当然視野に入れてます。
さぁ、どうやって実現していこうかぁ、やっぱり次はオーストリア
だよね!とか言いながら実現に向けて眼差しを向けております。

第2回開催の際には、CARUSOやご支援いただいている皆様に
新しい私たちの姿を示せるよう、このシンポジウムで得たたくさんの
学びを具体的な取り組みに活かしていきたいと思います。

開催にあたりご協力いただいた、たくさんの方々に心より
御礼申し上げます。

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さて、シンポジウムが終わったら、次は防災訓練です。
今週の日曜日(10月23日)に石巻市が行う総合防災訓練で
17台の電気自動車を活用して市内16箇所で非常用の電源
として電気自動車を活用する訓練を行います。

3年前、三菱自動車工業様の協力で電気自動車を扱うように
なったばかりの頃、仮設大橋団地で本当に小さく始めた
給電のデモンストレーションが、気が付けば、石巻市の
危機対策課との連携の元、市内の一般電気自動車ユーザー
や地元ボランティアの方々の協力と参画の元、様々な場所で
実施できることになりました。

3年前1箇所で実施した時の様子
http://japan-csa.seesaa.net/article/376746952.html

今年度の取り組み
http://japan-csa.seesaa.net/article/442155941.html

地震、台風、噴火・・・何が起こるかわからない時代の中
『コミュニティ』と『電気自動車』を組み合わせることで
『備え』を作っていく、そんな取組を目指しております。


『石巻で社会の雛形を作る』

一歩ずつ前に進めてまいります!

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 ◆編集後記
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現在16台の車を岩泉に届け、盛岡のレンタカー会社「エキストラクト」
さんの協力の元、車を被災された方々への車の貸し出しを継続して
実施しております。
台風10号災害に関しては、非常に大きな被害規模がありながら
支援活動に対する助成金等もなく、負担が重なっている状況では
ありますが、できることをできる限りやりたいと思っています。
応援をよろしくお願い致します。

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 ◆有給スタッフ・長期ボランティア募集
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志を持ってこの活動を一緒に取り組んで頂ける方を募集しています。
(NPO事務局職員・整備士・レンタカー&リース事業・保険取り扱い
経験者の方歓迎)

詳しくはお問合せください。

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 ◆ご協力のお願い
────────────────────────────
【軽自動車・軽トラック・大型車(7人乗り以上)募集】

被災地で活用させていただく車両を募集しています。
カーシェアリングはもちろん、引っ越しや、就業や、
コミュニティ作りのための貸し出し等様々な地域貢献活動に
活用させていただきます。


【ご寄付の募集】

活動費として活用させていただきます。

ゆうちょ銀行:記号:02220-9 番号:120559
(店名 二二九 店番229 当座 0120559)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」


【賛助会員募集】

日本カーシェアリング協会では当協会の趣旨に賛同し、賛助会員
として当協会活動を支援してくださる個人や団体の賛助会員を
募集しております。
詳しくはコチラをご参照下さい。
http://www.japan-csa.org/03.html


【カーシェア応援団ステッカー販売中】

http://japan-csa.seesaa.net/article/433243654.html

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◆◇発行元◆◇

一般社団法人日本カーシェアリング協会
吉澤武彦
〒 986-0005
石巻市大瓜字鷲の巣45-1仮設大瓜団地集会所内
TEL/FAX 0225-22-1453
E-mail:mail@japan-csa.org
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2016年10月18日

【報告】シンポジウム2日目と『コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク』

10月8日。
朝JR石巻駅に集合し、前日ご都合が合わず、現場視察に参加できなかった方々と共に再度吉野町復興公営住宅でプチ現場案内を行いました。早朝にもかかわらずそうそうたる方々に関心を持って集まっていただけること、そして連日に関わらず快くご対応いただく住民の方々にとてもありがたいなと思いました。

ちょうど病院までの外出支援の機会と重なり、予定されていた方が1名座談会に参加できなかったのですが、出発の場に居合わすことができ、ちょうど活動の様子を垣間見ていただく事ができました。

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前日同様楽しい座談会を終え、シンポジウム開催場所の石巻市役所に皆様と共に向かいました。

どれくらいの方が来ていただけるかな。。。と不安に思っていたのですが、ふたを開けてみると満員御礼で用意していた資料も2部しか残らずちょっとひやひやしてしまいました。

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最初に実行委員会の共同代表の竹中徹先生にご挨拶いただきました。

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続いて亀山紘石巻市長にお言葉をいただきました。

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「コミュニティカーシェアをとおして交通弱者、医療弱者の無い社会を作っていきたいと思います。今後の取り組みについては行政としてもしっかり取り組んでいきたいと思いますので、今日のシンポジウムの議論を参考にさせていただいて、新しい石巻の新しいまちづくり、社会を作っていきたいと思っています。」

と非常にありがたいお言葉をいただきました。

続いて今回「地域自立支援事業」としてこのシンポジウムを推進させていただいた復興庁の加藤輝雄様(宮城復興局支所長)から宮城復興局長の武政功様の代読としてお言葉をいただきました。

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3名のお言葉をいただき、石巻とオーストリアの事例紹介が始まりました。

まずは、私の方で石巻の事例を紹介しました。

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続いてウィーン工科大学交通学研究所の柴山 多佳児先生から「カーシェアリングの発展と草の根・コミュニティ型カーシェアリング」というテーマでカーシェアリングについて、世界的な変遷と、それぞれのスタイルを説明いただき、私たちのコミュニティ・カーシェアリングがこれまでのBtoCやPtoPのカーシェアリングとは異なることをご説明いただいた上で、2つの事例の共通点と相違点を解説してくださいました。

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「それぞれ閉じたグループがあり、それぞれに車とコーディネーターがいる。日本では個人、オーストリアでは個人だけでなく小規模自治体等もコーディネーターの役割を担う。更にオーストリアでは一人が複数のグループに所属してもいいという風になっている。」

「共通点も多い。時間分割を基本に、相乗りオプションがあり、コミュニティが基軸になっている。EVの活用にフォーカスし、地方部で推進できている。」

「スタート点が違う。オーストリアでは技術面からスタートし、コミュニティを強化している。日本はコミュニティからスタートし、技術面はこれから。」

そして下記のように締めくくられました。

「両国は出発点は違うが補完できる可能性がある。」


午前の部の最後はCARUSO carsharing eGenのChristian Steger-Vormetz(クリスチャン・スティガー・フォーメッツ)氏から「オーストリアのコミュニティ・カーシェアリング −過去・現在・未来−」というテーマで、ヨーロッパでのカーシェアリングの変遷、CRUSOの設立の経緯と現状、将来的な展望を語ってくださいました。

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「地方行政のサポートがあると上手くいくという経験が多い。」ということと、「関係者すべてを巻き込むために協同組合という形を選択し、結果、運輸連合(州の中の公共の交通機関の調整を行う機関)がメンバーに加わったことで、鉄道等の公共の交通機関との連携が始まった」ということが印象的でした。

ちなみに今回、CDS経営戦略研究所様のサポートの元クリスチャン氏の話(ドイツ語)は全て同時通訳でヘッドホンで来場者に伝えられました。

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このシンポジウムでは、関係団体の展示ブースが設置されており、東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト、電気自動車普及協会、石巻専修大学、石巻市、日本カーシェアリング協会の展示がされていました。

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特に今回のシンポジウムを共催いただいた東大と東北大による東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクトのブースで展示されていた各種シミュレーターは大盛り上がりでした。

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午後の部では、それぞれの分野の専門家の方々からお話をいただきました。

東北大学 未来科学技術共同研究センター 副センター長・教授 鈴木 高宏先生から「石巻カーシェアの意義と可能性 〜EV、ITS、エネルギー、コミュニティ+αのシェア〜」というテーマでご講演いただきました。

石巻のユーザーグループで行われている電気自動車での旅行「EV旅行」について、通常航続距離が短いといったEVのネガティブな面を、充電のために様々なところに立ち寄り楽しみに変えていることがコミュニティが加わることによって生まれる価値として紹介されていました。

また、私たちのような地域の小さな交通の助け合いをシステム面で支える柔軟性のあるICTプラットフォームの必要性をお話しいただきました。

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株式会社NTTデータ東北 代表取締役社長 樫部昌弘様から「情報技術がもたらす未来の可能性」というテーマでご講演いただき、ICTのテクノロジーが地域コミュニティにどのようなインパクトをもたらすのかご講演いただきました。

様々なデバイスを通して、人と車とあらゆるものがつながり、それがシェアリングやライドシェアの推進を支えたり、地域的には交通渋滞緩和等を実現している既に行われているサービスや実証実験などご紹介いただきました。

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政策研究大学院大学 教授 家田 仁先生からは「共助のモビリティの可能性」というテーマでご講演いただきました。

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家田先生からは、『モビリティ確保』という大きな視点から、その安全性と利用者の保護の観点から『重装備』にならざるを得ない交通事業者の実情と事業者に責任を求める日本の国民性といった背景と、そんな中で新たな枠組みとして出てきた私たちの取り組みについて今後何が重要かわかりやすく解説いただきました。
そんな中

「『人柄』を組み込んだカーシェアリングは世界で初めてではないか」

とお褒めの言葉をいただくと同時に

「法的な位置づけが曖昧なため、そこをしっかり作る必要がある。それは道路運送法に付け足すというのではなく、新しい概念に適応する新しい法律を作る方が健全だと思う。」

といった、目が覚めるような提案をいただきました。


最後のプログラムとして、各講師のみなさまに石巻じちれんの増田会長を加えてパネルディスカッションを行いました。

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モデレーターは柴山先生で

コミュニティ・カーシェアリングの可能性と課題
コミュニティ・カーシェアリングと各種交通機関との連携
石巻で今後どのような展開が考えられるか

といったテーマで話が展開されました。

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増田会長からはユーザからの視点や気持ちが語られました。

「仮設に困っている人がいたので力になれないかとう思いで取組を始めた。」
「利用の履歴を管理していくうえで、自分はパソコンが得意ではないのでICTよりも今やっているような日誌に直接記入する「紙の管理」の方がやりやすい。他の利用者の方も自分と同じような人も多いと思う。」

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クリスチャンからは

「オーストリアでは社会的に高学歴の方がステータスとしてカーシェアリングを使うことから始まった。石巻は車がなかったからやる必要があったという点が違う。しかし自分で車を持てない人もだんだんメンバーになるようになってきた。」

「ICTを導入して便利になった。いかにユーザーに使いやすくしていくかが難しく重要である。高齢者でも使えるようなインターフェースをどのように作っていくか。これはNPOだけで解決できることではない。民間企業が積極的に参加することが重要である。」

鈴木先生からは次のような問題提起もありました。

「石巻市では半島部、へき地での展開に期待が寄せられている。しかしその場合の共助の外出支援は、長距離となるためドライバーとしての負担が大きい。そこで公共交通機関やタクシーと補い合うことで、コミュニティ・カーシェアリングの持つ特異な部分を発揮できるのでは。それについて詳細に設計が必要だが、地域としての課題は、その設計をするための前提となるデータがない。ICTの仕組みを強調しているのは、そのためのきちんとしたデータを取りを行い設計に生かすとうことと、その設計したものの効果を客観的に図れるようにするということが重要であると考えるためである。」

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私の方からは、

石巻の利用の現状を説明し、また、今後の展開として、CARUSOの予約システムをテスト的に使用することを紹介しました。


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家田先生からは

「独自の活動なので、わかりやすく伝えるためにも独自のネーミングをぜひつけてほしい。また、この取り組みは契約ではなく善意で成り立っている。これからも継続的に続けていくためには位置づけを法的根拠を持ってやったほうが良い。」

といったアドバイスをいただき、次のように励ましのお言葉をいただきました。

「この取組はユーザーのニーズから始まっている。これは、意外と少なく貴重である(大体は事業者や研究者の側から生まれている)。また、重装備で取り組むのではなく、あくまで軽装備(自己責任でスピーディに行うこと)で取り組んでいることもいい。そして、取り組んでいる人達が若い。日本の One of Best Practices だと思う。みんなで応援しましょう!」

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来場者からも『コミュニティ・カーシェアリング』の可能性について貴重なご意見をいただきました。中でも、石巻市立病院開成仮診療所の長先生から、友人の数が少ないことが健康に大きな影響を与えていて、健康や地域包括ケアの分野でも大きな可能性を感じていると興味深いご意見をいただきました。

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様々な議論が生まれ、非常に有意義なディスカッションを行うことができました。

最後に実行委員会共同代表のクリスチャン氏からの挨拶が行われました。

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その際、オリジナルコラボTシャツを紹介してくださいました。

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このTシャツは彼がオーストリアで作成して持参してくれたもので、

カーシェアリング協会とCARUSOのロゴの上についのように綴られていた。

「 カーシェアリングは友達を作ります。Auto teilen macht Freunde 」

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Tシャツに加えて、素敵なボトルを受け取り、クリスチャン氏と共に壇上のまま
「コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク」の説明を始めました。

実行委員会のメンバーの皆さんとこのシンポジウム実施に向けて取り組んでいく中で、『コミュニティ・カーシェアリング』についてより多くの協力と参画を募り、このコンセプトについて研究・実践を行うことでより大きな貢献につなげていきたいといった話がありました。そして、クリスチャンが日本に来日してから数日間、様々な話し合いをする中で、お互い継続した交流を行い、お互いの活動を高めあう連携を約束しあうことができ、『コミュニティ・カーシェアリング・ネットワーク』を設立することになりました。

設立趣意書をお互い読み上げ、調印を行いました。

私たちは、「コミュニティ・カーシェアリング」を通したより良い社会の創造を目指し、お互いの友情と信頼を深めながら、「コミュニティ・カーシェアリング」のコンセプトの発信および相互協力を行います。

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We will aim to create better society through 'Community Carsharing' and deliver the concept of 'Community Carsharing' and cooperate mutually while deepening our friendship and trust each other.

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こうして2日間のシンポジウムは無事、幕を下ろすことができました。

シンポジウムを開催するにあたり、非常に多くの方々にご協力いただきました。
この2日間だけでも、石巻専修大学舛井ゼミの学生のみなさんをはじめとする当日ボランティアの皆さんのご尽力で当日のスムーズな運営や記録を行うことができました。心より御礼申し上げます。

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(講師の皆様、共催いただいた東大・東北大の先生方、実行委員会メンバー、復興庁・石巻市の担当者様と)

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(当日の運営を支えてくださった当日ボランティアの皆様と。ちなみにクリスチャンからいただいたTシャツ着てます。)

『コミュニティ・カーシェアリング』という分野に多くの方々に関心を持っていただいていることにとても感動いたしました。この分野を研究・実践し、制度的な分野においてもしっかりとした提言を行うために、多くの方々の協力と参画を求めながら推進していけたらと思ってます。また、パネルディスカッションの中でも話をしたのですが、ぜひ第2回を実現したいと思います。次回はもしかしたらオーストリア?!

シンポジウムの前の日に、クリスチャン氏と今後のことについて話をしている際、

「オランダに私達と同じようなコミュニティ運営型のカーシェアリングを行っている事業者があるようので、次回はぜひそこも声をかけよう」

って言っていて

「え!?オランダにもあるの!!!」

といった、やり取りもありました。国内外の他の地域でも、いろんな実践があるかもしれませんね。

このシンポジウムを通して、夢が広がりました。
そして、やるべきこともたくさん見えてきました。
更に一歩、前に進もうと思います。

応援、そして、ご参画、よろしくお願いします!


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posted by 日本カーシェアリング協会 at 20:29| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月16日

【報告】再会とシンポジウム1日目

10月5日AM。
CARUSO Carsharingのクリスチャン氏とウィーン工科大学の柴山先生と東京のJR信濃駅で再会しました。
柴山先生とは8月に1度お会いしたのですが、クリスチャン氏とは6月のオーストリア視察から約3ヵ月半ぶり。こんなに早く、且つ日本で再開できることに非常に嬉しく思いました。

この日は運輸調査局へ事例紹介を行い、その後復興庁でこのシンポジウムについての会見を行いました。

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柴山先生は、東京で次の日に用事があったためクリスチャン氏と一緒に石巻に向かい、ついに石巻の大地を
クリスチャン氏に踏んでいただく事ができたのでした。

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6日は、クリスチャン氏からリクエストいただき石巻のコミュニティ・カーシェアリングの現場をご案内した後、東日本大震災の爪痕をご案内させていただきました。この際、私たちのユーザーの土橋さんが通訳のサポートをしてくださり、本当に助かりました。

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(復興まちづくり情報交流館では、館長のリチャードさんが英語でご説明いただき、東日本大震災の石巻の被災状況全容を詳しくクリスチャン氏にお伝えすることができました)

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(お昼は「おかせい」さんで女川丼を協会スタッフらと一緒にいただいていただきました)

そして、10月7日。
第1回『コミュニティ・カーシェアリング』シンポジウム in 石巻 1日目が始まりました。

オーストリアからのクリスチャン・柴山先生に加えて交通事業者、専門家、関係者の方々を
お招きして、『コミュニティ・カーシェアリング』の現場案内と意見交換会を行いました。

この日は、詳しく私達の活動について理解していただき、そこからより具体的な連携を
模索するためのプログラムとして位置づけられていました。

集合場所の市役所の1Fには、JR東日本様、宮城交通様、ミヤコーバス様、桃生交通様といった交通事業者様、交通を専門とされていらっしゃる大学の先生方、市役所担当課の方々、あと今回の事業をサポートいただいた復興庁様といった方々が集い、私どもも少し緊張の面持ちで現場の吉野町復興公営住宅をご案内させていただきました。

最初に私の方からご挨拶させていただき

この団地で行われていることをこれまでの経緯を踏まえて説明させていただきました。

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一通り取り組みについてご理解いただいた後、利用者の方々に登場いただき、利用者の方々と思い座談会形式で実際に利用されてどうかといった語り合う機会を作りました。

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今月も予定されている栗駒山への旅行をとても楽しみにされている様子
買い物や病院へ乗り合いで行っている様子
バスも鉄道もタクシーもみなさん利用されている様子
免許を持っていても、高齢なので無理せず車を運転されていない様子
外出頻度が増えている様子
体調を崩しても、周りが気遣ってくれる関係がある様子
まとめ役の人はシャイながらも、皆さんからの信頼と感謝の気持ちと日頃のおかずやお菓子の持ち寄りに埋め尽くされている様子
このシステムのある団地に移れたことに感謝されている様子

みなさんがそれぞれの立場で語っていただき、それを通訳の方がクリスチャン氏に伝え、集まった方々も質問を加え笑い声のたえない楽しい一時が流れました。

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現場視察を終えたあと、場所を会議室に移し、そこからさらに合流する交通事業者の皆様等も加わり、オーストリアの事例をクリスチャン氏に説明いただき、柴山先生に「公共交通機関とカーシェアリングが連携する前提は何か?」というテーマでお話しいただきました。

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それを受けて、ざっくばらんな意見交換会を行いました。様々な前向きな意見がでて、次の一歩につながる非常に良い意見交換会となりました。

シンポジウム1日目は、皆様と共有したかったことを想定以上のよい内容で共有できた確かな手ごたえを感じつつ成功のうちに終えることができました。
posted by 日本カーシェアリング協会 at 14:01| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする