2011年10月16日

思い出のワゴンRの話

たみこです。



昨日会津から届けたワゴンRの話をもうちょっと。



このワゴンRは、同じ会社の遠藤さんのお父さんが6月に

他界されるまで乗っていたくるまです。



せっかく社員がくるまを寄付するのだから、ということで、

9月切れる車検を通し、くるま基金も社内で集めよう!

ということで呼びかけを行いました。



会津工場だけではなく、大分・茨城にある工場にも協力

を快諾していただいて、3工場で車検代・くるま基金を

集めることが出来ました。各工場で作られたポスターや、

昼休みの呼びかけ、メールで寄せられる共感の声、そして

実際に目標金額まで集められたこと。全てが感動でした。



あとは石巻にワゴンRを無事届ければ任務完了。



遠藤さんから、一人じゃ帰りが大変だろうから、一緒に

石巻に行きますよ、という電話が入ったのは、今まさに

石巻に向けて出発しようというその時でした。



電話では、雨で予定が無くなったから、と言っていましたが

「ここで使われるんだということが分かれば、それで十分」

石巻についてポツリと言った一言が、往復7時間石巻行き

を決断させた原動力だったんだろうな、と思いました。



帰りの車中は、ワゴンRやお父さんの思い出話で盛り上がり、

あっという間でした。(私は運転しなかったから?)



ワゴンRは、もともと遠藤さんの奥さんが乗っていたそうで、

その後お父さんが乗って、長〜い間遠藤家に居たので、

特別思い入れがあったとのこと。



実は、6月にお父さんが亡くなってから、ワゴンRを何かに

役立ててもらえれば、と色々調べたんだそうです。



でも、どれもどこで誰に使われるのか分からず、迷っていた

時に、前に会社で集めていた寄付(ノア基金になりました)

のことを思い出し、連絡してくれたのです。



こんな思いの沢山詰まったワゴンRを、沢山の皆の協力を

得て被災地に届けることが出来たこと、本当に嬉しいです。

ありがとうございました!!



年季の入ったくるまですが、信頼できる板金屋さんで念入りに

車検を受けて、高速にも問題なく乗れました。

長年雪国会津で活躍した4WDなので、これから女川の皆さん

にも安全に乗って戴けると信じています。



カーシェアで使われる全ての車にきっとこういう思いがあって、

そこにくるま基金という更に沢山の人の思いを乗せて、石巻に

届けられているんだなぁと実感した出来事でした。
posted by 日本カーシェアリング協会 at 09:23| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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