2016年07月06日

オーストリア・スイスのカーシェア視察 4日目 CARUSO視察

【6月19日(月曜日)】

この日は、ついにCARUSO社へ訪問し、意見交換を行う日でした。
今回の視察は、この日に照準を合わせて組み立てられたものでした。

木を基調にした美しいオフィスのCARUSO社に到着するとChristian Steger-Vonmetz氏とCARUSO社とパートナーシップを結んでいるシステム会社のZEMTUのローランド氏が迎えてくださいました。

早速、CARUSOのサービス内容についてChristian Steger-Vonmetz氏に説明いただきました。

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続いて、私も日本での取り組みについて説明させていただきました。
スライドは、冊子の英訳に尽力してくれた元スタッフとあやちゃんと漫画家のfumio obataさんが、こちらの英訳も進めてくれました。

PICT_20160620_100424.JPG

今回、システムについて詳しく学習したい旨事前に伝えていたので、システムについてローランド氏にご説明くださいました。

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そして、ジェイティップスの川口さんにも話いただきました。

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初日の柴山先生のお話、ユーザーである自治体や昨日の弟さんのお話を伺ったうえだったので、とてもCARUSOのことが分かり、いかに優れているかもわかりました。

また、Christian Steger-Vonmetz氏も私たちの災害支援の取り組みについても非常に関心を持ってくださったようでした。

「お互い、よく似た取り組みに至っているが、全然違うアプローチから始まったことが興味深いですね」

とChristian Steger-Vonmetz氏がコメントしてくれましたが、本当にそう思いました。

20160620_JapanCarsharingAssociation_meets_Caruso.jpg

約2時間の充実した意見交換を経て、お互いのことを理解しあえた上で、一つの構想を提案してみました。

「もし、日本でシンポジウムを開催できたら、来てくれますか?」

「喜んで!」

再会を約束し、固く握手して次の視察先に向かいました。
CARUSO社の後、運輸連合「VVV (Vorarlberger Verkehrsverbund)」を訪問しました。

運輸連合とは地域(州)内の公共交通を一元的に管理・運営する機関であり、CARUSOとの連携についてヒアリングを行いました。

IMG_5997.JPG

運輸連合はCARUSOに対して色々なサポート・連携が行われていました。

1.協同組合への出資 ※CARUSOは株式会社ではなく協同組合。
2.自治体が月会費を負担する際の補助
3.自治体との間に立って様々な調整(車の設置場所など)
4.ユーザー向けの案内にCARUSOについて案内

また、将来的にはCARUSOユーザーの窓口や顧客情報を共有したうえで
最適なマーケティングを行うといったことも検討されているようでした。

運輸連合は、公共の交通機関の案内標識などのデザインについてもが
管理していて、路線や役割に応じてカラフルに且つ車両と看板のカラー
に統一性を持たせてわかりやすく掲示されていらっしゃるとのことでした。

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(黄色のバスは黄色のバス停に停まる)

そんな中、これは最近始めたOPENなスタイルのカーシェアリングについてだと
思うのですが、カーシェアリングの看板についても他の公共の交通機関と
統一させたデザインで車両設置場所に設置されているとのことでした。
(おそらく下の写真の黄色のポールの事)

IMG_5897.JPG

CARUSOが州の公共交通の中で既に役割を与えられ、より大きな連携に向けてまさに進んでいることがよくわかりました。

この日は、CARUSOと深い意見交換ができ、更に公共の交通機関との連携についても触れることができ、私たちもやるべきことがとてもクリアになってきたように思います。この先の取り組みにむけての本当に大切な一日でした。

CARUSOのfacebookでもこの日の様子を発信してくれていました。
https://www.facebook.com/carusocarsharing/photos/a.167988156561099.45940.112863552073560/1394213953938507/?type=3&theater




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posted by 日本カーシェアリング協会 at 08:21| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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