2018年11月30日

学生整備プロジェクト&災害支援車両タイヤ交換を開催しました!

朝晩はぐっと冷え込みが感じられる季節になりましたね。
寒くなる季節の準備と言えば、、、
タイヤ交換ですっ!!

恒例行事となった石巻専修大学の理工学部学生による『学生整備プロジェクト』に加え、
今回は、現在協会が支援活動を行っている平成30年7月豪雨の現場である
倉敷市と西予市で活動している車も一部スタッドレスタイヤへの交換作業が行われました。

まずは11月14日、15日、16日の3日間に渡って行われた
『2018年秋の学生整備プロジェクト』の様子からお伝えいたします!
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今回は災害現場に車を持って行っているため、
参加台数は春よりも少し減って50台の車両のタイヤ交換・点検整備が行われ、
1日目は3年生7名+大学院生1名、2日目、3日目は4年生12名+大学院生1名、
が作業にあたってくれました。
このプロジェクトは毎年春と秋の年2回、タイヤ交換の時期に合わせて学生の授業の一環として行われ、
タイヤ、ホイール、オイル、ワイパー、オイルフィルター、バッテリーなどの用品は
各メーカーさんにご協賛いただきながら、2011年から継続して行われています。

*1日目*
午後から3年生7名+大学院生1名の合計8名で2班に分かれて作業が行われました。
3年生はまだ慣れない部分もあり、先生や院生である先輩に質問し、
作業を確認してもらいながら的確にオイル交換、タイヤの交換、バッテリーの確認、日常点検
を行っていきました。

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→装着後の空気圧もしっかり点検。バッテリーも大丈夫かな~。
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この日は協会の車両6台に加えて、
移動支援Reraさんの車両のタイヤ交換も行われました。
毎朝6:30にミーティングをして送迎に出かけるReraさん。冬道もこれで安心っ!
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→送迎が終わった車両からピットイン。急げ!急げ!と専修大の佐藤先生&協会整備士のやっさんコンビも作業にあたります。


*2日目*
2日目からは4年生12名+大学院生1名の合計13名が4班に分かれて作業が行われました。
朝は開会セレモニーからスタート。

まずは、私たちの代表、たけさんからの挨拶。
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→「いつもありがとうございますっ!」

続いて石巻専修大学 理工学部教授 山本憲一先生より挨拶。
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→みんな気が引き締まります。

続いて学生代表 佐藤幹大さんよりいきごみの挨拶。
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→「ケガのないように集中して取り組みましょう!」

最後は利用者を代表して渡波カーシェア会でボランティアドライバーとして活躍する
菅野さん(なんと元校長先生!)より、感謝のお言葉。
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→校長先生であっただけあって、とってもいい声でご挨拶いただきました。

最後に開会式に参加したみんなで集合写真を撮って、作業開始です!
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→私たちの車使って活動するにじいろクレヨンさんも開会式に参加いただきました。


普段は学校の実習車を使用して実技勉強に励んでいる学生たちですが、
このプロジェクトでは実際にユーザーが使用している車を使用するので
車種も年式も個性も様々です。

「もうちょい右〜」など、声を掛け合ってピットイン。
まずはライトは切れていないか、ワイパーの水切れはどうかの確認をします。
リフトを上げたらタイヤ交換、オイル抜き、フィルター交換を担当に分かれて行います。
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らない…と四苦八苦しながらフィルターを外して…
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新しいフィルターを装着します。
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新しいオイルを入れて、チェック!
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バッテリーはどうかな〜。
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交換が必要なものは交換します。
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これで一通りの作業は完了です!
学生たちが作業している一方で、待合スペースでは
普段なかなか顔を合わせる機会のない、各カーシェア会のボランティアドライバーさん達が
おしゃべりしながら学生の様子を見守っていました。
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当日は石巻かほくさんも取材に来てくれ、学生も恥ずかしそうにしながらインタビューに答えていました。
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石巻でのタイヤ交換が終わってひと段落した2週間後、
倉敷でもタイヤ交換作業が行われました。
作業にご協力いただいたのは、日産サティオ岡山様、岡山日産自動車様の
2店舗にご協力いただきました。

日産サティオ岡山様、岡山日産自動車様は
今回の私たちの支援活動に対してなんと…24台もの車両をご提供いただき、
また、真備で拠点を構えたばかりのとても忙しい時期に
スタッフの方をボランティアとして派遣してくださり、
さらにさらに名義変更手続きなども代行して行ってくださり、
私たちの活動を一緒になって支えてくださいました。
(本当に心から感謝です!)

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実はこの倉敷でのタイヤ交換、用品の協賛から作業までわずか2週間という超特急の中で
行われたのですが、実は一昨日に倉敷市の職員の方々が6名、一人1台の車に乗って
石巻まで協会の車両を届けに来ていただいたのです!
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倉敷市職員の方々に安心して安全に真備→石巻間の1,000キロを
届けてもらうために、用品メーカー、ディーラー、協会スタッフの
心が一つになったプロジェクトとなりました。


今回、石巻での学生整備プロジェクトに加えて
災害支援での車両にもご協力いただいたメーカー様を改めてご紹介いたします。

[タイヤのご協賛]
[ホイールのご協賛]
[オイルのご協賛]
[ワイパー、オイルフィルターのご協賛]
[バッテリーのご協賛]

真備での活動はもう少し続きます。
ご支援よろしくお願いいたします!
***協会へのご寄付はこちらから***
★月々応援!マンスリーサポーター https://www.japan-csa.org/support
★貯まっているTポイントで応援! https://donation.yahoo.co.jp/detail/4432003/
★自由設定の金額で!クレジットカード、口座振込 https://www.japan-csa.org/03.html#01
posted by 日本カーシェアリング協会 at 16:58| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月17日

石巻市総合防災訓練 参加レポート

11月4日(日)。
昨年より津波防災の日に固定された『石巻市総合防災訓練』が開催されました。
今回は8月に石巻市と日本カーシェアリング協会が
災害時の相互応援協定締結後の初めてとなる防災訓練。
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また、7月から倉敷市真備町を中心に災害支援活動を行っていることもあり、
給電可能車両からの給電訓練のみならず、災害後の車を使った助け合いの啓発活動もテーマにおいて
防災訓練ステージ2の地域の自主防災訓練に給電車両でかけつけ、給電訓練を市内10カ所で実施しました。

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→今回制作したリーフレット。欲しい方はスタッフまで。

各地の様子をレポートしていきたいと思いますっ!

[訓練想定内容]
午前9時頃、三陸沖を震源とする巨大地震が発生。東北地方の太平洋沿岸に大津波警報が発表された。
地震の規模はM9.0と推定され、市内でも震度6強を観測。
地震により、建物や道路に甚大な被害がもたらされ、地震の影響で一部では土砂崩れも発生した。
石巻市では防災行政無線、災害情報メール配信サービスなどにより避難指示を伝達した。
ステージ1)避難訓練
ステージ2)地域の防災訓練

【 開北小学校 】
トヨタ プリウスPHV(ネッツトヨタ仙台様)、日産 LEAF(石巻市)、三菱 i-Miev(協会)
の合計3台が参加しました。
今年のメイン会場である開北小学校では、地震発生の防災無線を聞いた
水明地区、大橋地区、児童と保護者が学校内の各教室に地域ごとに分かれて避難しました。
市のメインステージでもあるここでは、市長挨拶、全員総出でのバケツリレー、
消防ヘリによる救助演習、消火訓練、自衛隊による炊出しなどが行われました。
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→仙台トヨペット様のプリウスPHVも参加。
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→救助演習では「おお!」っと歓声が。バケツリレーでは参加者による校庭を横断する長い列ができました。
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→亀山市長も足を止めて取組のお話を聞いてくださいました。
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→石巻市役所の公用車 リーフ。
【 吉野町復興公営住宅 】
三菱 i-Miev(吉野町カーシェア会)が参加しました。
この日は月に一度の団地内清掃もあり、清掃を終えた方々が給電訓練を行っていた
集会所に集まってきました。
吉野町では日頃からカーシェアリングで電気自動車を使用しているので
慣れ親しんでいる車が災害時の電源になることを改めて確認しました。
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→ボランティアドライバーとして毎日活躍中の木村さんも手伝ってくれました。


【 下釜第一町内会 】
プリウスPHV(ネッツトヨタ仙台)、三菱 i-Miev(協会)が参加しました。
町内に数年前にできた三ツ股復興公営住宅の集会所周辺に地震発生の防災無線を聞いた
町内の方々が集まってきました。
青葉中学校の生徒も避難してきた方の受付(点呼)などを手伝っていました。
三ツ股復興住宅には三ツ股カーシェア会があり、カーシェア会のメンバーが率先して
給電訓練のお手伝いをしてくれました。
日常のカーシェアリングには、まだガソリン車を使用していますが
いずれは電気自動車での運用ができればいいな、と思います。
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→三ツ股復興住宅近くにあるネッツトヨタ仙台様が参加。


【 門脇町内会 】
三菱 i-Miev(門脇カーシェア会)が参加しました。
門脇町内会は震災の時、被害の大きかった南浜町の町内会です。
復興公営住宅では垂直避難、町内の戸建てでは日和山への避難訓練が行われ、
その後、復興公営住宅の集会所周辺に集まり、マンホールトイレの組立などを実践しました。
東復興住宅と西復興住宅が共同で門脇カーシェア会として、吉野町と同じく
電気自動車を活用して日常からカーシェアリングの活動が行われています。
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→門脇カーシェア会のメンバーの方が手伝ってくださいました。


【 あゆみ野地区 】
三菱 アウトランダーPHEV(宮城三菱)、三菱 i-Miev(新西前沼カーシェア会)が参加しました。
あゆみ野地区はそのほとんどが震災後に畑や田んぼを埋め立てた土地で
今では多くの家や復興住宅が立ち並び、新しく町内会を立ち上げるべく動いている地域です。
避難訓練を行った2ヵ所の復興公営住宅に、近くの宮城三菱の店舗からアウトランダー、
新西前沼カーシェア会のi-Mievが参加しました。
初めましての地域なので避難してきた方の名簿作成や、
各復興住宅に設置されているかまどベンチを実際に組み立て使用してみたり、
マンホールトイレを組み立ててみたりなどが行われました。
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→集会所周辺にあるかまどベンチ(普段はベンチだが、かまどとして使えるもの)を実際に組み立て。

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→避難行動を行う住民さんたち。

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→あゆみ野地区でもカーシェア会のメンバーの方が参加して給電訓練を行いました。


【 新立野復興公営住宅 】
プリウスPHV(ネッツトヨタ宮城)、三菱 i-Miev(協会)が参加しました。
新立野では防災訓練が開催される数日前にカーシェアリングのテスト運行が始まったので
カーシェアリングを行う仲間の呼びかけも合わせて行いました。
ここの地域では集会所の運営委員会が発足しており、今回の防災訓練においても
地域ごとの点呼、防火座談会、初期の救命講習、消火訓練、豚汁の炊出し訓練、
かまどベンチ、マンホールトイレの設置の仕方のパネル展示など熱心に様々な訓練内容が実施されました。
カーシェアの活動も活発に広がっていけばいいなぁと思います。
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→新立野復興住宅近くにあるネッツトヨタ宮城様が参加。
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→運営員会が主導となりこの地域で初めての防災訓練。


【 向陽町内会 】
三菱 i-Miev(協会)が参加しました。
地域住民が向陽小学校に避難し、そのあとの地域の防災訓練は
目の前のコミュニティセンターに移動し行われました。
小中学生も参加してのバケツリレーや消火訓練などが行われ、頼もしい姿を披露していました。
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→大人に負けじと頑張るこどもたち。


【 貞山小学校 】
三菱 i-Miev(教員自家用車)、三菱 アウトランダー(教員自家用車)が参加しました。
なんと学校の先生がたまたま2人も電気自動車に乗っているのです!(すごいっ!!!)
「〇〇先生の車だ!すごい!」と子供たちも保護者も興味津々。
乗っている先生方も震災を経験し「いざという時に電気を取りだせるから」という理由で
この車に乗っているそうです。
学校で停電が起きてしまったら先生の車が電源に変わるなんて、頼もしい限りです。
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→先生方の給電可能車両。いざという時のために…!
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【 鹿妻小学校 】
三菱 i-Miev(不動町カーシェア会)が参加しました。
鹿妻小学校の学区ではこれまで、一度学校に集まり各地区ごとに行っていた防災訓練を
今回は地域で一度集まって学校に向かうようにしたのでこれまでにない大人数となりました。
校長先生による「この草食べれるかな?」という雑草の知識、身近なもので作る防災グッツの制作、
紙芝居で津波から逃げる手段を学ぶなど様々な内容で防災教室が行われました。
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→「ほんとに沸くの~?」とのぞき込むお母さん。
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→地域ごとの旗を掲げ、消防団も駆けつけ、空気が締まりました。


他にもi-Miev用のパワーボックスを貸してくださった、三菱自動車工業株式会社様、東北三菱自動車販売株式会社様、
リーフ用のリーフto100vを貸してくださったオートモーティブエナジーサプライ株式会社様、
ご協力いただきありがとうございました。

当日、市内の店舗から給電可能車両で地域の防災訓練へ参加してくださった、
仙台トヨペット株式会社様、ネッツトヨタ宮城株式会社様、ネッツトヨタ仙台株式会社様、宮城三菱自動車販売株式会社様、
ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

※今回の防災訓練は三菱電機株式会社様、真如苑様の協力の元で行われました。

posted by 日本カーシェアリング協会 at 18:26| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

平成30年7月豪雨報告A 〜過去最大件数の貸出と新しい動き〜

平成30年7月豪雨の発災から昨日(10/14)で100日となりました。

私たちは今も倉敷市真備町を拠点に活動しており、今までの災害支援ではない動きも生まれてきました。
今回はそのご報告です。


岡山災害サポートカーステーションの活動報告
真備体育館を拠点にして、被災された方、引っ越しやがれきの運び出しに軽トラが必要な方に無償の貸出を行っています。

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10月14日時点で、真備では85台の車を活用し、延べ474件の貸出を
頼りになる現地スタッフを中心に、沢山のボランティアさんの力を借りて行ってきました。
2016年の熊本の地震の際は貸出件数は73件であり、過去の災害支援の中では最も多い貸出件数となります。

それだけ車が必要とされる大規模な災害であったことを示すのと同時に、
これだけの数の貸出対応ができる台数の車を全国の方々が寄付してくれたということの証でもあります。
また、初期段階から私たちを信用し、貸出拠点として施設を提供してくれた岡山県・倉敷市の皆さまのおかげでもあります。
本当にありがとうございました。

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一般の方への軽自動車の無償貸し出しは9月末までとしており、皆さまそこを目標にして自分の車を手配され、
9月末には沢山の方が返却に来ていただきました。

なかにはわざわざお礼の品を持ってきていただいた方もいて、
支援する側なのに逆に元気をいただいてしまうことが沢山ありました。

https://www.facebook.com/japancsa/posts/1884111518291847?__xts__[0]=68.ARDg-Zmr77WD25wyVpiq1mVPWbaS7kVUy1HoHUStmzEqQjP8sVVPYbMYAGHpGygO31AZaFcBLoZyUJh5OStzyFC7HuWGqlNwSCmqBj2vvCAp3xggDq0fXoWi1nA48iLnniNGbLedJTet6r93Az6UG4GnQGVhn2CnTq9J1XbFnoGin5PB9lQltQ&__tn__=-R


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10月以降は現地で活動する支援団体やそこからの紹介いただいた施設へ活動車の貸出を行っています。

真備町では多くの医療・福祉関連施設が被災し、患者さんのもとへ訪問する手段がなく危機的な状態が続いていると、
クララ(=Kurashiki area Medical & Care Reconstruction Association (KuraRA))の担当者の方から車の相談を受けました。
災害時、体が弱いひとは本当に辛く、不安な状況が続きます。
そこで、クララさんから紹介を受けた施設さんに車を使っていただくことで、
そのような方々の生活がすこしでも落ち着けばと思い、無償貸し出しを行うことにしました。

医療保健福祉提供体制支援プラットホーム クララ (Kurashiki area Medical & Care Reconstruction Association (KuraRA))


仮設への引っ越しや家の解体の際に軽トラを使いたいという声が多く上がったため、
真備体育館での軽トラ・軽バンの貸出は11月末まで延長することとなりました。

引き続き以下の場所で貸出を行っていますので、お気軽にご相談ください。
岡山県倉敷市真備町箭田2208−1 真備総合体育館1F  
営業時間 9:00-17:00 (火曜日定休)  電話:070−1143−7799

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『コミュニティ・カーシェアリング』が岡山に!
災害支援をきっかけにですが、私たちにとって大きな出来事がありました。

私たちが石巻で培ってきた共助のカーシェアリングの仕組み『コミュニティ・カーシェアリング』を
岡山県美作市上山町と岡山県岡山市の南古都で試験的に導入することになったのです。

美しい棚田のある約170人の集落「美作市上山町」では、既に一人用自動車コムスなどを活用したモビリティプロジェクトが展開されていて、それを応援する形で半年間お手伝いさせていただくことになりました

上山集楽みんなのモビリティプロジェクト
http://bit.ly/2P9Zf5X

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南古都地区は西日本豪雨で床上浸水の被害を受けた地域で、会長、副会長とこの地域を支援する支援団体テイクアクションさん、みんなの集落研究所さん、岡山医療生協さん、へ『コミュニティ・カーシェアリング』について説明させていただきました。


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活動黎明期から「石巻で寄付車を活用したひな型を作り、それを社会に役立てていく」ということを掲げていた私たち。
『コミュニティ・カーシェアリング』の仕組みが上記の地域の持続的な発展に役立つように、
地域の自立的な活動になるようにサポートしていきたいと思います!



岡山〜石巻 運搬ボランティア募集

現在約90台の車を西日本豪雨で被災された地域で活用していますが、全てがフル活用されるフェーズは終わり、
支援の役目を終えた車を徐々に石巻へ運搬していく時期になりました。

現地で天命を全うする車もあるため、全ての車を運ぶわけではないですが、結構な数を運搬する必要があります。
しかし全てをスタッフが自走したり、業者に頼むだけの時間とお金の余裕がないのが実情です。

そこで、石巻へ車の運搬をしてくれる方を募集します!

〜〜〜

出発地:真備総合体育館 岡山県倉敷市真備町箭田22081

目的地:日本カーシェアリング協会事務所 宮城県石巻市駅前北通り1丁目5-23

・災害支援車両の通行証を発行するため高速代はかかりません。

(事前の打合せで決めたルートを走行していただきます)

・真備町〜石巻の事務所までのガソリン代は、事務所到着時に当協会にて精算させていただきますので、給油時のレシートは捨てずに保管ください。

・真備総合体育館まで、石巻からの帰路の交通費はご自身で負担いただきます。

・東京海上日動火災保険の自動車保険に加入しています。万が一の事故の際は当社の自動車保険で対応させていただくため、原則自己負担金額は発生しません。(補償の範囲内に限る)

〜〜〜〜〜

「運んでもいいよ!」「東北に旅行に行きたい!」という方はカーシェアリング協会までご連絡ください。

0225-22-1453/ info@japan-csa.org  担当:石渡


実は本日(10/15)岡山から1台運搬していただきました!

石巻の周辺を観光してから事務所に運んでくれたそうです。

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車の無償貸し出し支援は佳境を迎えていますが、新たな動きも出てきており、

まだまだ岡山県とのかかわりは続きそうです!

引き続き応援よろしくお願いします!!!


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 石巻の省一さんが撮ってくれたスタッフ集合写真


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私たちの活動を維持していくためにご支援をお願いします!
☆マンスリーサポーターの申込はこちらから

https://www.japan-csa.org/support

☆Tポイントでの寄付はこちらから

https://donation.yahoo.co.jp/detail/4432003/


☆モビリティレジリエンスの仕組みを世に作り上げていくスタッフ募集


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