2016年07月14日

オーストリア・スイスのカーシェア視察 6日目 カーシェア発祥の町へ

【6月21日(水曜日)】

この日は朝から通訳の方と待ち合わせをし、チューリヒから電車で40分程西へ行ったところにあるルツェルンに向かいました。ルツェルンはカーシェアリングの発祥地と呼ばれている場所なのです。

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(列車の窓からは、スイスらしい美しい風景が私たちを迎えてくれました)

近代的な趣のルツェルン駅に到着しました。

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ルツェルンは、ルツェルン湖の湖畔に位置し、山に囲まれ川が注ぎ、川沿いに城が築かれ、私達のように何の知識も携えていない外国人にも歴史と文化の香りを感じることのできる魅力的な街並みでした。

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ロイス川沿いに15分程歩いていくと、Mobility car sharing 社のビルが見えてきました。

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Mobility car sharing は世界で初めて組織的なカーシェアリングを行った組織を母体としたカーシェアリング事業者です。今回の、私達の視察を快く受け入れてくださいました。

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(会社の前にはMobility社の車が設置されていました)

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(なんと、オーストリアで視察したnext bikeのスタンドも設置されていました)

それぞれの事業紹介に始まり、様々な意見交換を行いました。

Mobility car sharing社は、カーシェアリングの利用人口比率が圧倒的に高いと言われているスイスが誇る事業者であり

1,460箇所のステーション
2,900台の車
127,300人の会員
4,200の企業

といった圧倒的なスケールで展開されていらっしゃいました。

カーシェアリングだけでなく、徒歩・自転車・バス・列車・自動車といった、様々な移動手段を活用しながら国民の最適なモビリティ(交通)の提案と提供を目指していらっしゃるとおっしゃっていました。ですので、他の公共交通機関との連携等も当然行いながら進めているとのことでした。

ただ、そんなMobility社も最初は、環境保護のための小さな市民活動から始まったそうです。私たちがカレンダーで予約を管理しているような古い写真なども見せていただきました。

「あ〜、いっしょやなぁ。」

そんな活動から始まって、システムの導入をきっかけに活用が広がったとのことでした。

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(Mobility社の取締役のバツナー氏とクリストフ氏、他にも4,5名の方々が対応してくださいました)

昼食もご一緒させていただき、ざっくばらんにいろんな話をさせていただきました。

「私達とフィロソフィーが非常に近い、あなたたちはもっともっと大きくなるでしょう」

といったお言葉をいただき、リップサービスとわかりながらも、とてもうれしく思いました。

Mobility car sharing社のようにMobility全体を視野に入れた取り組みすすめ、交通手段の一つとしてしっかりとした存在感を作れるように頑張ろう、と決意を新たにしました。


私たちはこれで視察の全てのプログラムを終え、翌朝スイスのUberで空港まで向い、日本に帰国しました。



【オーストリア・スイスのカーシェア視察】 
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posted by 日本カーシェアリング協会 at 18:49| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月12日

石巻川開き祭り 花火鑑賞会のご案内(8/1)


〜夏の風物詩のイベントのお知らせ〜


今年も石巻では、川開き祭りが開催されます。

http://www.ishinomakikawabiraki.jp/

そこで、今年もやります!

OPEN JAPAN 石巻ベース屋上での『花火鑑賞会』



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昨年も川開きの日に、カーシェアリングの利用者さんや、いつもお世話になっている地域の方、ボランティアの皆さんをお招きして、花火鑑賞会を行いました。



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※これらの花火のお写真は、昨年の花火鑑賞会に参加いただいた方が撮影してくださったものです。



OPEN JAPAN 石巻ベースは、花火会場のすぐそばなので目の前で綺麗な花火を見ることができ、まさに特等席です!
毎年多くの皆さまにご参加いただいています。


しかし、実はこの場所とも今年度でお別れ。。。

OPEN JAPAN 石巻ベースは川沿いにあるので、防潮堤工事に伴い年度内の立ち退きが決まっています・・・

なので、この特等席で皆で一緒に花火を見られるのも今年で最後になります。


ぜひ、この機会にご参加ください。皆でステキな夏の思い出を作りましょう!



<イベント詳細>
★日 時:8月1日(月)19:00〜
★場 所:OPENJAPAN(住吉町一丁目1-2)
★参加費:1000円(1ドリンク、おつまみ少々付き)
     ※持込OK!収益は当協会とOPEN JAPANの活動費に充てさせていただきます。
★駐車場:宝栄食堂並びの内海橋側空き地(八幡町1-21)
★問合先:0225-22-1453
花火鑑賞会案内チラシ
※駐車場スペースで、OPENJAPANのIBUKIプロジェクトが熊本支援のチャリティを兼ねて、生ビールや焼き牡蠣
 等の出店をする予定♪ぜひ、そちらにもお立ち寄りください。


花火鑑賞会参加ご希望の方は、ドリンクやおつまみ等の準備もある為、7月22日(金)までメールもしくはお電話にてご連絡ください。

メールアドレス:info☆japan-csa.org
※☆を@に変更し、件名に川開きとご記載いただいたうえで、お名前とご連絡先をお知らせ下さい。
電話番号:0225-22-1453



さや


posted by 日本カーシェアリング協会 at 16:12| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日

オーストリア・スイスのカーシェア視察 5日目 バスの広告

【6月20日(火曜日)】

この日は、ブレゲンツの西にあるHard(ハルド)という町の役場に訪問しました。

役場を訪れるとかっこいいい町長さんが出迎えてくださいました。

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そのあと、担当の方が丁寧にここの自治体で行われているカーシェアリングについて詳しく説明してくださいました。

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Hardは、人口1.2万人の比較的コンパクトな町ですが、ここでも自治体の所有する車をCARUSOのシステムを利用して市民とシェアしており、またCARUSOのオープンなタイプのカーシェア車の設置も行っています。

Sulzberg(ズルツベルク)と同じように環境に配慮している自治体に選ばれていて、その取り組みの一環としてカーシェアリングも実践されているのに加えて、低所得者層のモビリティの確保といった福祉的側面からもカーシェアリングを実践しているとのことでした。

また、ここも最初の1年間は自治体側で月会費を負担していて、Facebook、イベント、バス広告などで行政主導で積極的に広報していらっしゃいました。

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(facebookでカーシェアリングを広報されている様子を画面を見せていただきながら説明を伺いました)

訪問して1時間もたたないうちに、私達の訪問がfacebookで発信していただいておりました。(はやい!)

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https://www.facebook.com/marktgemeinde.hard/photos/a.792737004074198.1073741829.789131887768043/1293313044016589/?type=3&theater

さて、広報活動の中で一番驚いたのは、バスでの広告です。
実は、Hardにバスで来た時に車内のモニター広告でCARUSOの広告を見かけたのです。

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最初見た時、CARUSOが出稿しているのと思っていたのですが、実は自治体が広告主だったのです。

「自治体主導でカーシェアリングの広報活動を行うことでタクシー、バス、レンタカーとか他の業態の企業からクレームが来ませんか?もしくは自治体として気を遣いませんか?」

と、率直に質問したところ

「カーシェアリングはタクシー・バス・レンタカーと役割が違うので他の業界を気遣ったりしません。むしろそれらが賄えないところを補い、相乗効果を作るものだと考えます。もし仮に競合と考えるなら公共の交通機関の最大の敵は自家用車です。カーシェアリングを競合と考えるのはナンセンスです。」

ときっぱり答えていらっしゃいました。

一通り説明いただいた後、実際に車が設置されている場所を案内いただきました。

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Hardの視察で、オーストリアの視察の全工程を終えました。
ここから柴山先生と別れ、次の目的地スイスへ向かいました。

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スイスのチューリヒへ到着し、翌日のMobility car sharing訪問のために、ホテルで待ち合せた通訳さんと、ああためて私達の活動を説明するところから入念な打ち合わせを夜遅くまで行い、翌日に備えました。



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posted by 日本カーシェアリング協会 at 22:58| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする