2016年07月16日

熊本支援、3ヵ月目のご報告。

熊本の地震から3ヵ月。
石巻と熊本を往復しながらだと、なかなかオンタイムで報告できていなかったのですが、3ヵ月という一つの節目に、皆様から頂いた温かいご協力と被災地で生まれた笑顔をご報告させていただきます。※ご協力いただいた方の名称は全て敬称を略してご紹介させていただきます。

●私達の呼びかけに応じてたくさんの方々が車を提供してくださいました。
九州の近隣の県の方々を中心に呼びかけを行ったのですが、関西や関東方面から車を届けてくださる方々もいらっしゃいました。また、営業車や販売車、リースアップした車などの車を提供していただく企業様などもいらっしゃいました。車の運搬にも多くのボランティアの方々が協力してくださいました。

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<車両提供にご協力いただいた企業様>
【モータースパイステツ】
http://www.goo-net.com/usedcar_shop/1120002/showroom.html

【住吉車両】
http://www.goo-net.com/usedcar_shop/0802548/stock.html

【(有)ひだかビルシステム】
http://www.hidaka-builsystem.jp/

【潟Cワテック】
http://www.iwatec.co.jp/

【住友三井オートサービス梶z
https://www.smauto.co.jp/

【潟Zディナ】
http://www.cedyna.co.jp/

【潟Zディナオートリース】
http://www.cedyna-al.jp/


●呼びかけにも様々な方々がご協力いただきました。
九州中を巡りながら、車両提供の呼びかけを行いましたが、その呼びかけをたくさんの方々がSNS等でバックアップしてくださいました。また、特設サイトや会社をあげて広報に協力いただく企業様もございました。

【J-tipsさんに特設サイトを作成いただきました】
http://www.carsharing360.com/kumamotohe/

【日本ミシュランタイヤさんも呼びかけを発信してくださっています】
http://www.michelin.co.jp/JP/ja/news/20160713.html


●石巻の阿部勝自動車さんが10台、石巻から熊本に届けてくださいました。車両運搬に潟[ロさんが協力してくださいました。
東日本大震災の時、約450台被災されたそうなのですが、その時九州の方々にもご支援いただいた恩返しをしたいと、店舗で活用している試乗車や下取車などを集め、整備し直し、3ヵ月分の自動車保険も付けて提供してくださいました。

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【阿部勝自動車工業梶z
http://www.abekatu.co.jp/

【潟[ロ】
http://www.zero-group.co.jp/


●みなさまから提供いただいた車を、3ヵ月無償で被災者の方々に貸し出しています。
※当初無料期間を1ヵ月としましたが、阿部勝自動車さんから被災した時の1ヵ月ってあっという間だったなぁというお話があり、3ヵ月に無料期間を延長しました。

車を被災された方、震災で経済のバランスを崩し車検時期の車を手放さないといけない状態になった方、避難生活や生活再建のために車が必要な方、みなさん様々な事情をお持ちだったのですが、車を届けると本当に喜んでくださいました。

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●支援団体からも相談を受け、支援活動に活用いただいてます。
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<車を貸し出している支援団体>

【よか隊ネット】
http://yokatainet.com/

【レスキューアシスト】
http://rescue-assist.net/

【愛知人】
http://ai-chi-jin.lolipop.jp/

【南阿蘇よみがえり】
https://www.facebook.com/groups/887238314735632/

【セカンドハーベストジャパン】
http://2hj.org/

【OPEN JAPAN】
http://openjapan.net


●オートバックスセブンさんは、ピカピカの軽トラ5台を提供してくださいました。

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【オートバックスセブン】
https://www.autobacs.co.jp/ja/index.php


●軽トラ・軽バンは需要が高いため、その地域の支援団体と被災者が共同で使用いただいてます。

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●以下、現在の状況です。

貸し出し件数(のべ):40件
取り扱い車両台数:38(名義変更中含む)

地震だけでなく、大雨の影響で車を被災された方からも相談を受けており、現在、まだ8名の方が車をお待ちいただいている状況にあります。


●様々な報道機関に活動を取り上げていただき、また、協力の呼びかけにご協力いただきました。

http://jcsa.blog.fc2.com/


●みなさまからのご寄付に加えて、Yahoo!基金様、日本財団様から助成をいただく事ができました。

【Yahoo!基金】
http://kikin.yahoo.co.jp/

【日本財団】
http://www.nippon-foundation.or.jp/

●現在、OPEN JAPANが運営する『阿蘇ボランティア支援ベース』を拠点に、熊本での常駐スタッフ1名と様々なボランティアの方々に協力いただきながら活動を進めております。

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(満月屋さんが車の青空点検をしてくださり、エンジンオイルをルート産業蒲lから提供いただきました。)

【満月屋】
http://ameblo.jp/mangetsuya35/

【ルート産業梶iモリドライブ)】
http://www.rootsangyo.co.jp/

●状況を見ながら活動を進めておりますが、まだまだお待ちいただいている方がたくさんらいっしゃる状況もあり、継続して取り組みを進めてまいります。また、今回建設されている仮設住宅の課題の一つが場所の不便さにあると思っています。移動に困る方がたくさん出てくると思うので、必要に応じてカーシェアリングによるサポートも行っていけたらと思っております。

引き続き応援よろしくお願い申し上げます。

≪軽自動車の募集≫
熊本支援で活用させていただける車を募集しております。
条件:・軽自動車
    ※登録が簡単で、女性や年配の方の足としてスムーズに活用できるため。
   ・九州内で車を受け取れる方(車を運搬いただける方)
    ※運搬の際は、運搬費用についてもご負担いただける方
(高速道路無料通行証を使用できる間は使用いただけます。)
   ・車検が3カ月以上残っている車両
   ・車の活用に関しては、こちらに一任いただける方
備考:事前に名義変更を行ったうえで、活用させていただきます。
お問合せ:teikyou@japan-csa.org 0225-22-1453

≪寄付の募集>
取り組みを円滑に行うための寄付を募集しております。
ゆうちょ銀行:記号:02220-9 番号:120559
(店名 二二九 店番229 当座 0120559)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」

※メールニュースでご案内させていただいたKEENマッチングペイは、おかげさまで目標金額に達することができました。この取り組みを含むOPEN JAPAN熊本支援活動全体の財源として活用させていただいております。http://blogjp.keenfootwear.com/?p=9126
posted by 日本カーシェアリング協会 at 13:08| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

オーストリア・スイスのカーシェア視察 帰国後(コミュニティ・カーシェアシンポジウムin石巻 開催へ)

私たちが視察に行っている間に、復興庁から1通の通知書が石巻の事務所に届きました。

復興庁が今年度「新しい東北」の事業として実施する「地域自立支援事業」。

そこに、オーストリアのCARUSO、ウィーン工科大学の柴山先生をお招きし、「第1回コミュニティ・カーシェアリングシンポジウム」を石巻で開催する企画を視察の出発前にエントリーしていたのです。

そして、その通知書は、採択の通知だったのです。

採択の旨、柴山先生とCARUSOのスティンガー・フォーメッツ氏に伝えしたところ、お二人ともとても喜んでいただきました。

7月7日、今回の視察の報告と、このシンポジウムへの石巻市の協力について相談するために石巻市の亀山市長に面会の時間をいただきました。

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オーストリアとスイスの取り組みについて大変興味深くお話を聞いてくださり、シンポジウムについても「できる限りの協力します!」と力強いお言葉をいただきました。

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私たちは、今回の視察を通して、カーシェアリングという切り口をきっかけに「交通」の在り方について、様々な示唆をいただきました。これは、視察に参加した私達だけではなく、石巻で関係する様々な方々と共に確認し、協議することで、私たちが果たす役割についても全体から捉え直し、この石巻をよくするための具体的な取り組みや連携に活かしていきたいと思っています。

そして、きっかけは違いますが、コミュニティが共同で車を活用する事例がオーストリアと石巻に生まれ、その可能性を確認しあうことができました。まずはCARUSOと私たちが継続した交流と意見交換を始めていくことで、関心を持っていただける方々や具体的に関連する取り組みを行う方々を同志としてご参画いただきながら「コミュニティ・カーシェアリング」の輪を少しずつ広げていけたらと思っています。

そのための最初の一歩の『第1回』で、『石巻から始める』シンポジウムです。

具体的な内容は決まり次第、ご案内させていただきます。

応援、ご参画、よろしくお願い致します!


【オーストリア・スイスのカーシェア視察】 
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 帰国後
posted by 日本カーシェアリング協会 at 08:59| Comment(1) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

オーストリア・スイスのカーシェア視察 6日目 カーシェア発祥の町へ

【6月21日(水曜日)】

この日は朝から通訳の方と待ち合わせをし、チューリヒから電車で40分程西へ行ったところにあるルツェルンに向かいました。ルツェルンはカーシェアリングの発祥地と呼ばれている場所なのです。

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(列車の窓からは、スイスらしい美しい風景が私たちを迎えてくれました)

近代的な趣のルツェルン駅に到着しました。

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ルツェルンは、ルツェルン湖の湖畔に位置し、山に囲まれ川が注ぎ、川沿いに城が築かれ、私達のように何の知識も携えていない外国人にも歴史と文化の香りを感じることのできる魅力的な街並みでした。

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ロイス川沿いに15分程歩いていくと、Mobility car sharing 社のビルが見えてきました。

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Mobility car sharing は世界で初めて組織的なカーシェアリングを行った組織を母体としたカーシェアリング事業者です。今回の、私達の視察を快く受け入れてくださいました。

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(会社の前にはMobility社の車が設置されていました)

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(なんと、オーストリアで視察したnext bikeのスタンドも設置されていました)

それぞれの事業紹介に始まり、様々な意見交換を行いました。

Mobility car sharing社は、カーシェアリングの利用人口比率が圧倒的に高いと言われているスイスが誇る事業者であり

1,460箇所のステーション
2,900台の車
127,300人の会員
4,200の企業

といった圧倒的なスケールで展開されていらっしゃいました。

カーシェアリングだけでなく、徒歩・自転車・バス・列車・自動車といった、様々な移動手段を活用しながら国民の最適なモビリティ(交通)の提案と提供を目指していらっしゃるとおっしゃっていました。ですので、他の公共交通機関との連携等も当然行いながら進めているとのことでした。

ただ、そんなMobility社も最初は、環境保護のための小さな市民活動から始まったそうです。私たちがカレンダーで予約を管理しているような古い写真なども見せていただきました。

「あ〜、いっしょやなぁ。」

そんな活動から始まって、システムの導入をきっかけに活用が広がったとのことでした。

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(Mobility社の取締役のバツナー氏とクリストフ氏、他にも4,5名の方々が対応してくださいました)

昼食もご一緒させていただき、ざっくばらんにいろんな話をさせていただきました。

「私達とフィロソフィーが非常に近い、あなたたちはもっともっと大きくなるでしょう」

といったお言葉をいただき、リップサービスとわかりながらも、とてもうれしく思いました。

Mobility car sharing社のようにMobility全体を視野に入れた取り組みすすめ、交通手段の一つとしてしっかりとした存在感を作れるように頑張ろう、と決意を新たにしました。


私たちはこれで視察の全てのプログラムを終え、翌朝スイスのUberで空港まで向い、日本に帰国しました。



【オーストリア・スイスのカーシェア視察】 
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posted by 日本カーシェアリング協会 at 18:49| Comment(0) | 奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする